弊社は、2019年11月にモンゴルで現地法人を立ち上げ、特定技能事業を開始いたしました。
現在国内の特定技能外国人就労者の出身国はベトナム、インドネシア、ミャンマーなどが主流ですが、もうひとつの新たな選択肢として、私どもはモンゴルに注目しました。
草原の国、放牧の民のイメージが強いモンゴルになぜ?と思われることでしょうが、これにはいくつかの理由があります。
まず、人材の技術レベルが非常に高いことです。日本ではあまり知られていませんが、モンゴルは教育環境が非常に整っています。国を挙げてAI研究に力を入れているだけでなく、日本の道徳教育を行っている学校さえあります。首都ウランバートルにあるモンゴル高専は秀才の宝庫で、建築技術者や機械エンジニア、CADオペレーターといった専門知識を持った人材を確保しやすくなっています。また介護の専門学校も多数あり、日本の労働環境に合わせた教育が実施され、高い技術で現場に対応できる人材が揃っています。
もう一つの理由は、語学センスが良く、日本語能力が高いことです。漢字を理解するだけでなく発音も巧みで、日本語の微妙なニュアンスまで理解できるのがモンゴル人です。弊社は、現地に日本語教室を開設しており、日本語能力検定を取得できる教育環境を整えています。
また日本の文化になじみやすく、気質がまじめであることもモンゴル人の特徴です。白鵬関、鶴竜関の両横綱をはじめ、モンゴル出身力士が角界で活躍していることは、ご紹介するまでもないでしょう。勤勉で粘り強く、そのうえ日本の伝統まで理解する姿勢は、日本で就労するうえで大変重要な事と考えております。
高い技術を持ち、日本文化との親和性に優れていることに加え、コストの面でもモンゴルはベトナム等にひけをとりません。
ハイレベルな海外人材をお探しでしたら、ぜひAnother One〈もうひとつの選択肢〉としてモンゴルをご検討いただければと思います。
モンゴルと日本をつなぐパイプとして、当社は全力で皆様のお手伝いをする所存です。